拡張型心筋症の原因はグレインフリー?
グレインフリーが拡張型心筋症の原因?
数あるドッグフードの中で、「グレイン(穀物)」を使用していないという種類が日本でも定番化してきましたが、そんな時期だからこそ?の公式発表がありました。
アメリカ食品医薬品局(FDA)は犬の心臓病の一種である拡張型心筋症についての調査結果を、2019年6月27日に公式発表しました。
拡張型心筋症を発症した犬の多くは穀物不使用をうたった「グレインフリー」のドッグフードを食べていたことが判明。
研究の対象となった臨床記録は2014年1月1日から2019年4月30日までの犬560匹に関するデータです。今回の研究は拡張型心筋症に限ったもので、その他の心臓病については対象外となっています。
今回の研究では、あくまで「拡張型心筋症を発症した犬の食事」を調査しており、「ドッグフードのブランド」や「ドッグフードに含まれる成分」が詳細に検討されています。
ドッグフードの成分については、「グレインフリー」をうたっていたドッグフードは全体の91%を占め、少なくともエンドウマメかレンズマメのどちらか1種を含んでいたドッグフードは全体の93%でした。
これらの調査はあくまで「拡張型心筋症を発症した犬が食べていたドッグフード」のみの調査結果で「特定のブランド/原料を食べていた犬の頭数が多いため、拡張型心筋症の件数も多かった」という可能性は排せません。
従って、「特定のブランド/原料を食べると拡張型心筋症のリスクが上がる」という因果関係についてはいまだ調査中といえます。しかし、FDAはグレインフリーやエンドウマメ/レンズマメと拡張型心筋症には関連があるとみており、「潜在的な関連性の調査を続けている」と記しています。
https://www.google.com/amp/s/gigazine.net/amp/20190708-grain-free-dogfood-heart-disease
調査内容が、「発症した犬が食べていたドッグフードのみの調査結果」なので確実とはまだ言えないのですが、これからの研究、結果発表などには敏感になっておいて、心臓に不安のある子や長く食べてる子なんかは気をつけた方がいいかもしれません。
動物医療の向上、ドッグフードや作り食の栄養バランスの知識、飼い主の意識向上、暮らす環境など、犬達を取り巻く様々なものが変化して、近年の犬の寿命はかなり長くなってきています。
そんな中でようやく「犬」という動物の研究も進んできて、栄養学、行動学や心理学での発表も増えてきました。
うちの子には何が必要で、何を訴えているのか。
我々は「ヒト」で、彼らは「イヌ」。 ヒトと暮らす中で変化するイヌの色んな事に、しっかりと目を向けていきたいですね。
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